そもそも英語の【受動態】って、どんな文の事でしょうか?
日本語だと【~される】っという意味の文で、
【被害】や 【受け身】を表すときに使います。
私が学生の頃の英語のテストでは、
【能動態の文】I clean my room every day.
のような文を【受動態の文】に変えなさい。
というような問題がちょくちょくお目見えしました。
そして以下のような文に変換して ◎をいただく。
と言う感じです。
My room is cleaned by me every day.
文法的には間違えではないのですが・・・
実は、これはあまり自然な言い回しではないのですよね😅

I clean my room every day.というのは普通だけど・・
この文をわざわざなんで受動態に??
自然ではないですね😅

ははは・・💦 わかっていますよ。
受動態を自然に使う場合があるんですよね。
これをこれから説明したいのですが・・その前に
受動態の文とは、なんぞや~って事ですよ。
昔、昔は英語のテストでは、こんな質問があったんですよね💦

では・・ 受動態の文の形について説明を加えさせてくださいね。
文の形は【be + 過去分詞 by 動作主】です。
だから、きっと My room is clearned by me.
【by 動作主】の部分を入れたくなるんですよね。
でも・・・【by 動作主】の部分が不要な場合のほうが多いのですよ。
僕たちネイティブが、好んで【受動態】の文を使う時があるんです。
今回は、自然な英語を使えるようになるように、
そのことについて詳しく説明したい思います。

はい! 自然な英語になるように、
貴重なお時間5分ほどください。
すべて、詳しくまとめさせていただきました。
是非、最後まで読み進めてくださいね😄👍
受動態と能動態の文の違い
能動態の文
John broke the vase.
ジョンは花びんをこわした。
受動態の文
The vase was broken ( by John.)
花びんは(ジョンによって)こわされました。

能動態の文と受動態の文の違いは何ですか?

能動態の文は、動作をする側が文の中心で話題に中心として
焦点が当てられています。
受動態の文は、動作を受けた側が文の中心となっています。


この文では、ジョンが花瓶をこわしたのが明白ですが・・
でも、 もし誰が花瓶を壊したのかわからなくて
単に(花瓶がこわされてる~)と言いたい場合は、
受動態を使って話す方法になりますよね。

そうなんですよ! だれかやったか良くわからない時
にまさに受動態を使うんですよ。そしてby動作主 は言わない。
まあ・・そういう場合は、そもそも誰がやったかわからないから
by動作主の部分は言えないですけどね😅

あとは・・ 誰がやったのか言いたくない時とかもありますよね。

はい!いいですね。
まさに、誰がやったか真実を言いたくない時も受動態で表現するのが
ぴったりです!!
受動態が好んで使われる時
ネイティブが好んで受動態を使う時
(動作主)をわざわざ言わない時!
①動作主がわからない!
もしくは、誰がやったかということを明らかにしずらい。
The old-fashioned store was built in the Edo era.
その昔ながらの店は江戸時代に建てられた。
※ 江戸時代に誰が、昔ながらの店を建設したか・・ということは
昔のことで明らかにしずらい・・。しかも、誰が立てたかということを
話者は話題の中心にしていない。
My bag was stolen 2 days ago.
2日前に私のバッグは盗まれた。
※だれに盗まれたのかがわからない。
②【動作主】がわかりきっている!明らかである。
The parcel was delivered yesterday.
小包は昨日届いた。
※動作したものは、配達職員に決まっているし、
この文の内容では、だれが届けようと大きな問題ではなく
話の中心ではないのです。
だからわざわざ動作主をby 人 で表す必要がないです。
②【動作主】が We/ you / they/ people などの
いわゆる一般的な人々の場合。わざわざ動作主を言わない。
English is spoken in the United States.
アメリカでは英語が話されている。
※わざわざ by people (人々によって)などと言わなくてもわかる!
ネイティブが受動態を使う状況と場面!
①被害を受けたりした場合、その動作を受けた人や物を
強調したい場合
A lot of houses were damaged in the typhoon.
台風で多くの家屋が被害を受けた。
※たくさんの家が被害を受けたことを強調したい。そんな場合に
一番最初に置かれる主語に強調した語を入れて受動態の文にします。
②論文などで良く使われます。
The experiment was conducted to determine the effect of the new medication for coronavirus.
この実験はコロナウイルスに対する新しい薬の効果を調べるために行われた。
※事実を客観的に述べたいときに頻繁に受動態になる。
③公式な文書など、フォーマルさを出すために
受動態を使う事があります。
The minutes from the meeting were recorded.
会議の議事録が記録された。
※だれか人間が議事録を記録するのですが・・人間がやった行為を
強調するのではなく、議事録が登録したんだ!という事実が一番強調したい
ことである。
受動態で表すかどうか迷ったら!

慣れるまで、受動態にするか能動態の文にするか・・
まよっちゃいそうですよ!

あまり難しく考えなくて大丈夫ですよ!
英語は、一番強調したいことが主語になる傾向があります。
だから、強調したいのが動作主なのか・・動作を受けた方
なのかを考えてみてください。
ネイティブからのアドバイス!!!
受動態で表すかどうか迷ったら、何を主体に考えるかということ
をまず考えて!
動作主を主体に考えるか!
動作を受けた方(やられたほう)を主体に考えるか!

Kakoは、わんちゃんが大好きなので、ドックランでの
出来事を例にお話を作りました♪
これで受動態と能動態がクリアーになると思います♬
何か物事が起こったときには、必ず両者の言い分があります。
例えば、ドックランで2匹の犬がかけっこをして遊んでいました。
すると・・突然2匹の犬が喧嘩をしだして、1匹がもう一匹を噛んだ!
という事が起きたとしましょう。
この場合、喧嘩をした2匹のわんちゃんには飼い主がそれぞれいます。
噛んだ犬がA(シロ)

噛まれた犬がB(クロ)

噛んだ犬A(しろ)の飼い主さんは、家に帰ってから家族に
(ドッグランで、A(しろ)はB(くろ)の事を噛んだのよ!)
と【能動態】で起こったことを家族に伝えると思います。

👈かんだ犬 シロ

能動態の文
Shiro bit Kuro at the dog park today!
今日ドッグランでシロがクロをかんだのよ!
ですが・・犬B(クロ)の飼い主は、家に帰ってから家族に
(ドックランで、B(クロ)はA(シロ)にかまれたのよ!)
と受動態で話すはずです。

👈 かまれた犬 クロ

受動態の文
Kuro was bitten by Shiro at the dog park today.
今日ドックランで、【くろ】が【しろ】にかまれたのよ!
つまり、話者の伝える話の中で話題の中心が主語になるのです。
自分の中で話題の中心、主役はどちらかということで
【受動態】の文になるかどうかが決まります。
下記の絵では、ジョンを中心に考えるか、花瓶を中心に考えるかということで
文が能動態になるか受動態になるかが決まります。
能動態の文:John broke the vase.
ジョンは花瓶を壊した。
受動態の文:The vase was broken(by John).
花瓶は(ジョンによって)壊された。

受動態を使った文の色々

色々調べた結果、意外に色々なところで受動態がさりげなく
自然な表現として、英会話の中にあることがわかりました!
例文を見てみてくださいね。
Be動詞+過去分詞 受動態の例文です。
Is that Job taken yet?
直訳は、あの仕事はもうとられた?
つまり・・※ あの仕事はもう決まりましたか?
Is she gone?
彼女、帰ったの?
I am married.
私は結婚しています。
I am easily hurt emotionally.
私は精神的に傷つきやすいです。
Bob was deeply hurt.
ボブは深く傷ついていた。
My work is done.
My work is finished.
My work is wrapped up.
私の仕事は終わりました。
※ over も終わるという意味があるが、workの場合は使えないです。
人数が多く出席している会議・授業・パーティーなどが終わったときに
使えます。
例:The party was over at midnight. パーティーは真夜中に終わった。
The sink is stopped up again.
シンクがまた詰まってしまった~!
They are broken up.
彼らは別れたんですよ。
The popular English teacher is booked up today.
人気の英語の先生は今日は予約でいっぱいです。
Is this seat taken?
この席は空いていますか?
前置詞by以外を使った受動態の表現
【by 動作主】~よって~された。というのが受動態の文として
紹介してきましたが・・実は、受動態で使われる前置詞はbyだけではありません。
慣用的な表現ですので、受動態の文なのだとは思わず、
自然に使っている表現もたくさんあると思います。
以下の例文をご確認ください。
be filled with~ (~でいっぱいである。)
The store was filled with a lot of customers(shoppers).
店内はお客さんでいっぱいだった。
be packed with~ ( ~であふれかえっている)
The stadium was packed with spectators.
スタジアムは観客であふれかえっていた。
be covered with (~で覆われている。)
The ground was covered with snow after the storm.
嵐の後、地面は雪で覆われた。
The table was covered with a beautiful lace cloth.
テーブルは美しいレースの布で覆われていました。
※何かで覆われている場合は、テーブルの上でも道路でも地面でも壁でも車でも
この be covered with~が使えます。日本語でも本屋さんなどで
(カバーつけますか?)などとcover で何かを覆う。という表現をしますので
覚えやすいですね。
be known to~(~に知られている。)
The restaurant is known to serve the best sushi in town.
そのレストランは町で最高の寿司を提供することで知られています。
She is known to have a great sense of humor.
彼女はユーモアのセンスが抜群であることで知られている。
be caught in ~ ((雨など)にあう。
I was caught in a heavy rainstorm on my way home.
家に帰る途中で激しい雨に遭いました。
be married to (~と結婚している。)
He is married to his colleague.
彼は同僚と結婚している。
be injured in (~で怪我をする)
Some people were injured in the car accident.
その自動車事故で何人かが負傷した。
He was injured in a football match yesterday.
彼は昨日のサッカーの試合で怪我をした。
be surprised at~ (~で驚いた)
I was surprised at the news.
私はそのニュースに驚きました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊
ネイティブからアドバイスをいただいたり、色々受動態についてまとめました。
皆様のご参考になったら嬉しいです♪
受動態は(~される。)被害を受けることを表現する場合に使いますが、
実は、Be動詞+過去分詞 のみではなく使役動詞をつかった方法で
表現することも頻繁にあります。
使役動詞といえば(やってもらう。してもらう。させる。)ですが、
被害を受ける表現 (~される。)も使役動詞で表現できます。
是非、以下の使役動詞の記事で使役動詞も一緒にクリアーにしてくださいね。



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